「湘南の夏、正念場」サポーター会新聞8月号の発行


サポータ会新聞の8月号を発行しました。
29日(金曜)に行われるチラシ配りで配布するほか、江ノ電藤沢駅に設置してあります。

PDFはこちらより(おもて面うら面

おもて面について以下に記載いたします。

湘南の夏、正念場

7/30 川崎戦、8/6浦和戦、8/13広島戦、8/20鹿島戦、8/27G大阪

湘南ベルマーレの順位は22試合を終えてJ2降格圏の16位。アウェーで新潟に勝利した後に、鳥栖、神戸、仙台を相手に3連敗。いずれも無得点での敗戦となってしまった。今後の試合は、7月30日にホームに首位・川崎フロンターレを迎え、その後浦和レッズ、サンフレッチェ広島、鹿島アントラーズ、ガンバ大阪といった優勝争いをしているチームとの対戦となる。まさに8月は正念場だ。ここで勝ち点を積み上げられないと本当に苦しくなる。

相性の良い川崎フロンターレ、そしてリオ五輪の抜けたメンバーからの勝ち点を!

川崎フロンターレとの試合はいつも打ち合いの展開になる。前回対戦は4−4。昨年は2試合とも2−1(1勝1敗)。そして、相性も悪くなく、2011年の天皇杯ではJ2で14位の湘南がJ1で11位の川崎に勝利している。現在、首位を走っている川崎相手となるがここで湘南らしい試合をして、結果でも内容でも自信につなげたいところ。

また今後の対戦相手はリオ五輪メンバーが選ばれている。川崎はボランチの大島、浦和からは遠藤とオーバーエイジの興梠、広島からは塩谷と浅野(アーセナルへ移籍)、鹿島からは植田。いずれも選手層が厚く五輪組が抜けたとしても大きな戦力ダウンにはならないと思われるが、そういうハンデを背負っているチームから確実に勝ち点を奪いたい。

残留するためには最低でも勝ち点34以上。試合数以上の勝ち点を!

現在、降格圏にいることもあり他チームの試合、特に勝ち点が近い福岡、名古屋、甲府、新潟の結果が気になってしまう。ここで過去の降格チーム(16位)と残留チーム(15位)の成績を振り返ってみた。

2015シーズン

勝ち点 得失点
15位(残留) アルビレックス新潟 34 -17
16位(降格) 松本山雅 28 -24

2014シーズン

勝ち点 得失点
15位(残留) 清水エスパルス 36 -18
16位(降格) 大宮アルディージャ 35 -16

2013シーズン

勝ち点 得失点
15位(残留) ヴァンフォーレ甲府 37 -11
16位(降格) 湘南ベルマーレ 25 – -28

2012シーズン

勝ち点 得失点
15位(残留) アルビレックス新潟 40 -5
16位(降格) ヴィッセル神戸 39 -9

こうしてみると年によって残留ラインは変わるものの残留チームで最も勝ち点が少なかったのが15年の新潟、それでも勝ち点が34となる。この年は数字上は勝ち点29以上で残留できたともいえるが、14年に降格した大宮は勝ち点35、さらに12年の神戸に至っては勝ち点39でも残留できなかった(参考:12年の17位はガンバ大阪で勝ち点38で降格)。残留チームの「最低条件」として勝ち点34、つまり試合数と同等以上の勝ち点が必要となってくる。

湘南は22節を終えて勝ち点19、得失点-16。残りの12試合で最低でも勝ち点14以上(1試合平均1.25)が必要であり、残留当確ラインとなる勝ち点40を目指すためには、残り12試合で勝ち点21(1試合平均1.75)が必要となってくる。

他チームの結果次第で順位は変動するしどうしても一喜一憂してしまうが、勝ち点を積み上げられるのは他チームでなく自分たち次第。ラスト2試合は甲府(ホーム)、名古屋(アウェー)との対戦が残されているがそこまでには「最低条件」をクリアしておきたい。

(最後に)後半戦の湘南ベルマーレのポスターのスローガンは前半戦と変わることなく「挑む、超える、必ず」とある。ここで超えるのは残留ラインではない。その先だ。新しいメンバーで湘南スタイルを築きあげる。その一歩を後押しできるようスタジアムにいって応援しよう!

うら面はこちらです。